スタッドレスタイヤは路面が凍っている時や、雪道でその効果を発揮します。雪道対策としてのスタッドレスタイヤについての正しい知識を身に付けましょう。

スタッドレスタイヤとは?タイヤを選ぶ時のポイント

スタッドレスタイヤは、車が雪道や凍結路などを走行する際、しっかりとグリップするよう開発されたタイヤのことです。

スタッドレスタイヤは通常のタイヤにはない細かな溝が多数刻んであります。雪道などでタイヤが滑ってしまうのは路面上の水分が原因です。

スタッドレスタイヤはこの水分をタイヤ表面の溝に吸い込み、タイヤが回転する力で排出します。これによりタイヤが滑る原因を取り除いているのです。

それでは、タイヤを選ぶ時のポイントについて説明します。

まず、自分が乗っている車にサイズが適合する必要があります。

大抵の車にはドアを開けたところにタイヤのサイズが書いてあります。

次に使い道を考えてみましょう。

「レジャー用としてワンシーズンだけ使えればいい」

と考えているなら価格は安めのタイヤでもいいでしょう。

しかし、

「数シーズンにわたって使用したい」

というのであるならば、耐久性にも注目したタイヤを選んでみましょう。

スタッドレスタイヤの値段は基本的にはサイズが小さければ小さいほど安くて、大きければ大きいほど高いです。

スタッドレスタイヤの寿命・中古スタッドレスタイヤの注意点

スタッドレスタイヤの寿命は各メーカーさんの技術革新によって、年々向上しています。3シーズンは問題なく、4〜5シーズンまでは使用できます。

自分の車に装着したスタッドレスタイヤの使用限度を知る目安は、溝の残り方ではなく、ゴムの硬化がどれだけ進んでいるかが大事です。

タイヤを触ってみて明らかにコチコチになっていたら本来の効き目は期待できません。

この場合は新しく買い換えることをオススメします。

スタッドレスタイヤの寿命は一般的に4〜5シーズンと言われています。

もし、中古のスタッドレスタイヤを購入する場合は、タイヤの溝の深さ、ゴムの柔らかさ、タイヤの横に記載されている製造年、自分の車にサイズが合うかどうかなどをしっかりと確認しておきましょう。

値段が安かったから・・・という理由だけで購入せず、中古スタッドレスタイヤを扱っているお店の店員さんとよく話した上で、自分の条件に合致したタイヤを選びたいものですね。

ノーマルタイヤとスタッドレスタイヤでの燃費の違いは?

ノーマルとスタッドレスとでは燃費に差があるのでしょうか?

原油価格の高騰で、ガソリン代も無視できない出費になり、家計を直撃しています。ここは少しでもガソリン代を節約したいところです。

冬場にスタッドレスタイヤを装着するにあたって、燃費はどの程度変わるのか気になりますよね。

スタッドレスタイヤはノーマルタイヤよりもゴム質が柔らかめに作られており、接地面積や抵抗が高く、その分、燃費が悪くなります。

(これはスタッドレスタイヤのゴム質がかなり柔らかく、転がり抵抗が増えるため、同じような速度や加速感覚のつもりでも、ドライバーはノーマルタイヤに比べて多めにアクセルを踏んでしまっていることが原因です。)

走行条件にもよりますが、実際には1〜2キロ程度しか違わないといわれています。

あまり気にする事はないようですね。

スタッドレスタイヤを夏場に使って大丈夫?・主なスタッドレスタイヤは?

スタッドレスタイヤを夏タイヤとして使った場合、通常のタイヤと比べて燃費が悪くなりますし、グリップ力も低下してブレーキの利き具合が甘くなります。

「夏場にスタッドレスタイヤを使っていたら、突然タイヤがすべって、ぶつけてしまった・・・」という事例もあります。

スタッドレスタイヤは通常のノーマルタイヤよりも1箇所にかかる摩擦が大きいためタイヤに摩擦熱が発生しやすく、夏にスタッドレスタイヤを装着して高速走行を繰り返した際にタイヤから火が出て車両火災になったケースがあります。

夏場でのスタッドレスタイヤの使用は止めておいたほうがよいでしょう。

ちなみに、日本国内で購入できるスタッドレスタイヤには、ブリザック(ブリヂストン)、アイスガード(ヨコハマタイヤ)、DSX(ダンロップ)、X-ICE(ミシュラン)、ガリット ・ ウインタートランパス(トーヨータイヤ)、エスピア(ファルケン)、アイスストーム(ピレリ)、アイスナビ(グッドイヤー)などが知られています。各メーカーさんごとに様々な技術を生かしたスタッドレスタイヤが販売されています。